●カシの木 「ウラジロガシ」の特長
中部地方で生垣によく使われるカシの木です。シラカシに似ていますが、樹皮が白いことと、葉が薄く裏側はろう質を分泌して白いという違いがあります。また、生長も遅くシラカシより茂らないのも特長で、庭木として扱いやすい品種です。
●「樫(かし)の木」 ってどんな樹木?
常緑性で大気汚染に強く丈夫で、他の木より燃えにくいことから、防風・ 防音・防火の目的も兼ね、日本で古くから垣根として好まれる樹木です。地域により認識が異なり、関東ではシラカシ、中部ではウラジロガシ、関西ではアラカシが “カシの木”と呼ばれます。 また、海岸に近い場所では、潮風に強いウバメガシも生垣に好まれることもあります。
どんぐりが取れるのもこのカシ類ですが、アラカシがその代名詞的存在で、最もよく見かけることができます。
ちなみに、北側の裏庭にカシの木を、南側の表庭にはカリンを植えて、「金は貸すが借りない」という昔の縁起担ぎもあります。
品種の系統:ブナ科コナラ属
植栽適地:南東北~九州
開花時期:4月中旬~5月
樹高と性質:10m~20m(落葉高木)
用途: 高い生垣、 目隠し、 防風林、 防音林、 防火林
【栽培ポイント】
埋立地などの水はけが悪い場所や、潮風が当たる場所でも育ちます。家の北側などの日当たりの悪い場所でも、半日陰くらいなら大丈夫です。ただし、風通しが悪いと、うどんこ病が出やすいので注意しましょう。
露地植えでは、基本的に水やりの必要はありません。ただし、真夏の極端に気温が高い時期は、朝か夕方の涼しい時間帯にたっぷり水をあげてください。
生垣づくりの目安は、1mに3本(30cm間隔)です。2m以上の高い生垣にしたい場合は、1mに2本(50cm間隔)くらいが適当です。
放任するとと縦長の直立した樹形になってしまうので、丁度いい高さで主幹の先を切ると、そこで上方向への生長が止まり、枝分かれしてこんもりした樹形を作っていけます。
植え付け:10月~11月、3月~4月
肥料:2月、9月
剪定:7月、11月
土質:水もちの良い肥沃な土壌 (腐葉土や堆肥 を混ぜ込む)
【お届けする商品について】
1年生実生苗
ポット含め高さ0.9m前後で3~5号ポットに仮植してあります。
【送料について】
この商品の送料は160cmサイズとなります。
関東・信越・東海・北陸・関西…2000円
南東北・中国…2100円
北東北・四国・九州…2200円
北海道…2710円
沖縄…4520円
商品の注文個数によって送料が変更となる場合は、個別にご案内させていただきますので、当店から送信される受注確認メールを必ずご確認ください。
サイズが異なる他の商品を注文した場合、その中の最大サイズの送料になります。できる限り送料のご負担が少なくなるよう梱包を工夫いたしますが、内容が複雑でわかりづらい場合は、ご注文前でもお気軽にお問い合わせくださいませ。